「自然欠乏症候群」にお気づきですか?

人造の時間と環境
人造の時間と環境
毎朝気だるく、意欲がわいてこない。何となくすぐれない。無機質に感じる日々の繰り返し。

「人のためにつくられた人の造った仕組みと時間」の中で生きているあなたの心とからだ。
毎日の効率的なルーティン生活で気づかないのかもしれません。「自然が欠乏」していませんか?

偶然やゆらぎがふんだんにある「自然が創り出す絶妙なバランスとその流れ」の中に身を置くことを体験しましょう。

イメージと現実の重ね合わさるとき、ある種の「共感」を感じます。このときの感覚が大切なのです。




すぐに気づきます。はじめてみましょう!


「生かされている自分」より「自分で生きている」ことを感じましょう。

 
その第一歩は自然を感じられる環境や対象にふれることです。

まずはやってみる…最初からマニュアルを読んだり誰かのフルサポートサービスを受けたりせずに、安全な環境でまずは自分でやってみる、はじめてみるのです。



原始、炎からはじまった?


暖かさを感じ、身を守り、命をつないできた「炎」。原点回帰のランドマークです。


まずは焚き火からはじめてみましょう。  







  

焚き火の準備


初めての薪割り
初めての薪割り

薪を用意しましょ。

火がつきやすいように
火がつきやすいように

最初の炎のちからを得るために、火の仕組みをつくります。

煙突効果が出るように
煙突効果が出るように

火のこと、薪のこと、風向きとか

流れに添うと自然に火があがる


雑に見えても火にとっては効果的
雑に見えても火にとっては効果的

火がチカラを持ちはじめます。

ここまでの下準備や燃え上がる炎が理屈ではない「共感」のような感覚を引き出してくれます。

熾火になれば、お料理タイム
熾火になれば、お料理タイム

炎が落ち着き、赤々と熾火になったら加減を見ながら火力を整えていきます。ほどよい火の姿を思い描きます。「イメージと現実」を重ね合わせ「共感」させていきます。




何と共感するの?


小さな炎と優しい熾火を維持します。
小さな炎と優しい熾火を維持します。

薪を用意して、火をつける準備をして、火を育てて、力ある炎があらわれる。やがて優しく使いやすい熾火になっていきます。このやり取りにはいくつもの「共感」が存在しているのです。

下の炭火と上の炭火。互いに助け合って力が維持されている。
下の炭火と上の炭火。互いに助け合って力が維持されている。

ケトルの下にある炭火は上の炭火にフタをされて、熱をこもらせて力を維持し、上の炭火が力を失わないように支えてもいます。そして下から横からケトルの水を沸騰させていきます。火の動きや力をみながら丁寧に「火」が仕事をしやすいように場を整えていきます。このときのやり取りが「共感」に似た感覚を感じさせてくれます。

この一連の関わりが「自然の時間」であって、スイッチポンで火を支配する装置とは違ったものです。

焚き火だけじゃない。キャンプの中の「共感」のチャンス


風が強い。どうやってタープたてるの?
風が強い。どうやってタープたてるの?

風も自然の動きの象徴です。風上、風下、巻きあげる風、吹おろす風。もしかしたら雨もまじるかもしれません。そんな中で人のくつろげる空間をつくっていきます。たとえばタープがあります。その設営にも「共感」の流れがあります。

火があればお料理もできます。
火があればお料理もできます。

風とのやり取りしながらタープがたちました。薪とのやり取りで焚き火や熾火ができました。そして火加減みながらお料理もします。

これらすべて「自然の時間」の中にあります。

柔らかく穏やかな気持ち


キャンプ体験のあとに、子牛と仲良くなれました。
キャンプ体験のあとに、子牛と仲良くなれました。

「自然の時間」の中で過ごしていると、動物やお花などが存在している自然とのつながりが持てるような気持ちがわいてきます。